この記事では「アプリ内メッセージのテンプレートを選択する」に記載の組込み(Native)のテンプレートを選択した場合、メッセージとして設定可能な項目を説明します。
「アプリ内メッセージの作成をはじめる」に従い、キャンペーンを作成しアプリ内メッセージのコンテンツにあたるメッセージ部分を設定するための記事です。
メッセージ
編集できる内容はテンプレートにより異なりますが、それぞれの項目を説明します。
選択したテンプレートによって指定がない項目もあります。
項目名 | 説明 |
---|---|
パターン | 操作対象のパターンを選択します。 [追加]をクリックするとA/Bテストを行うためのパターンを複数作成できます。詳しくは「アプリ内メッセージでA/Bテストをする」で説明します。 |
オーバーレイ | メッセージの背景となる部分の色を設定します。 指定部分はテンプレートにより異なります。 |
ダイアログ | ダイアログのテンプレートでのみ設定可能です。 メッセージのダイアログ部分の色を設定します。 |
画像 | メッセージに表示する画像を指定します。 |
見出し(任意) | メッセージのヘッダーとテキストの色を設定します。 |
本文 | メッセージの本文とテキストの色を設定します。 |
アクションボタン | メッセージに表示するボタンの設定をします。 選択したテンプレートによりボタンを1つまたは2つ設定でき、ボタンの背景色とテキストの色を設定できます。 |
ディープリンクもしくはURL(任意) | URLを指定するとボタンをタップした時に指定したURLのページを開くことができます。(最大文字数:1000字) アプリを起動しアプリ内の任意の画面に遷移したり指定したURLのWebページを開くことができます。 URLもしくはディープリンクを指定しなかった場合、ボタンをタップするとアプリ内メッセージが閉じます。 |
トラッキングイベント名(任意) | ボタンをタップしたときに記録されるイベント名を入力します。 |
プレビュー | 作成しているメッセージのデザインを確認できます。 |
オーバーレイ
オーバーレイでは、メッセージの背景となる部分の色を設定します。
色と透明度を調節することができます。
テンプレートによってオーバーレイの箇所が異なります。
ダイアログ
メッセージを表示する土台となる色です。メッセージ表示部分の背景色ではありません。
オーバーレイを透明に設定すると、アプリ画面にメッセージが浮き上がるよう表示されます。
オーバーレイ・バナー
メッセージの背景色です。選んだ色の上に直接メッセージが表示されます。
オーバーレイのテンプレートでは、添付する画像と揃えた背景色を設定することでアプリ画面を覆い尽くすような表示ができます。
ダイアログ
ダイアログは、ダイアログのテンプレートでのみ設定することができる背景色です。
メッセージ本体(見出し、本文、ボタン)の背景色にあたります。
画像
メッセージに指定できる画像の推奨サイズは、テンプレートによって異なります。
- ファイルフォーマット:JPEG、PNG
- ファイルサイズ:最大 1MB、推奨 300KB以内
- 画像サイズ(縦と横):最大長 3000px
選択したファイルサイズが大きい場合は、メッセージが表示されるまでに時間がかかる場合があります。そのため、300KB以内のファイルサイズの使用を推奨します。
画像の推奨サイズ
テンプレート毎の推奨サイズ (最小値)は下記です。
推奨サイズより小さいサイズの画像の登録は可能ですが、端末での表示が粗くなる可能性があります。
画像のみのダイアログ
- 1152px ✕ 1500px(縦向き)
- 1500px ✕ 1152px(横向き)
テキスト+画像+ボタンのダイアログ
- 1152px ✕ 1152px(縦向き)
- 960px ✕ 960px(横向き)
テキスト+画像+ボタンのオーバーレイ
- 1200px ✕ 1200px(縦向き)
- 832px ✕ 832px(横向き)
バナー
- 240px ✕ 240px
ディープリンクもしくはURL
アプリを起動しアプリ内の任意の画面に遷移したり、指定したURLのWebページを開くことができます。
URLもしくはディープリンクを指定しなかった場合、ボタンをタップするとアプリ内メッセージが閉じます。
ディープリンクは以下3種類のディープリンクに対応しています。
- ユニバーサルリンク
- アプリリンク
- カスタムURL Scheme
ユニバーサルリンクとアプリリンクを指定したい場合は、「プッシュ通知やアプリ内メッセージのディープリンクで指定できる形式はなんですか?」を参考に実装を検討してください。
トラッキングイベント名
ボタンをクリックしたときに記録されるイベント名を設定することで、配信結果の確認時、効果測定に利用できます。
トラッキングしたイベントは配信対象設定に利用することもできます。
例えば、対象アプリ内メッセージのボタンをタップしたユーザーを配信対象に指定したり、除外することができます。
アプリ内メッセージのメッセージ部分の設定が完了しました。
次の設定項目にあたる「アプリ内メッセージの配信対象者を各パターンに振り分ける」を参照してください。