アプリ内メッセージを作成するために必須となるテンプレートの選択について説明します。
テンプレートの選択
アプリ内メッセージの作成時、一覧画面からテンプレートを選択します。
テンプレートのデザイン
アプリ内メッセージでは、23種類のテンプレートが用意されています。
それぞれのテンプレートで、ボタンやテキスト、画像表示の有無などが異なり、任意のテンプレートの選択をします。
各テンプレートの説明に利用される定義を説明します。
項目名 | 説明 |
---|---|
テキスト | 見出しと本文の設定ができます。 |
画像 | 画像の添付ができます。 |
ボタン | 任意のテキストのボタンを設置できます。あわせてボタンをクリックしたタイミングでトラッキングされるイベントの設定ができます。 |
Youtube | YouTubeの動画をメッセージ内に埋め込むことができます。 詳しくは「アプリ内メッセージのメッセージを設定する:HTML(WebView)」で説明します。 |
Googleフォーム | Googleフォームをメッセージ内に埋め込むことができます。 詳しくは「アプリ内メッセージのメッセージを設定する:HTML(WebView)」で説明します。 |
シルバーエッグ | シルバーエッグ・テクノロジー社のレコメンドサービスと連携して、エンドユーザー毎に異なるコンテンツを表示することができます。 詳しい設定方法は「開発ドキュメント > シルバーエッグレコメンドメッセージ」を確認してください。 |
オリジナル | テンプレートを利用せずに、HTML と CSS を用いてゼロからアプリ内メッセージのコンテンツを作成することができます。 詳しくは「アプリ内メッセージのメッセージを設定する:HTML(WebView)」で説明します。 |
テンプレートによって、機能面の違いがあるものの、見た目の違いが3種類あるのでそれぞれ説明します。
- ダイアログ
- オーバーレイ
- バナー
ダイアログ
ダイアログは、メッセージをカード型のようにアプリ画面の中央に浮いた形で表示します。
コンテンツを画面中央に集約させて表示するようなデザインです。
オーバーレイ
オーバーレイは、アプリの全画面を覆い被さるように表示します。
他のタイプと比べて目立つメッセージを表示することができます。
バナー
バナーは、アプリ画面上部のみにメッセージを表示します。
このとき、アプリの操作も可能です。
自動でメッセージ表示の数秒経過後にメッセージが消えるため、ユーザーの行動を阻害しにくいデザインです。
各デザインのテンプレートには画像やボタンを組み合わせることができるので、ユースケースにあうテンプレートを選んでください。
テンプレートのなかには見た目は同じデザインでも機能が異なるタイプがあるのでそれぞれ説明します。
テンプレートのタイプ
テンプレートには組込み(Native)とHTML(WebView)の2つのタイプがあります。
同じ見た目のデザインでも機能が異なります。
組込み(Native)
テンプレート毎に決められた項目を穴埋めして、メッセージを作成・配信することができます。
組込み(Native)だけで使えるテンプレートとしてバナーがあります。
詳しい設定方法は「アプリ内メッセージのメッセージを設定する:組込み(Native)」を確認してください。
HTML(WebView)
組込み(Native)と同様に決められた項目を穴埋めするだけ使えることに加え、HTMLとCSSを編集したりJavaScriptを書くことで更に表現の幅を広げることができます。
詳しい設定方法は「アプリ内メッセージのメッセージを設定する:HTML(WebView)」を確認してください。
HTML(WebView)だけで使える機能がいくつかあるので説明します。
- 動画埋め込み(YouTube + テキスト + ボタン)
- アンケート埋め込み(Googleフォーム)
- シルバーエッグ
- オリジナル
動画埋め込み(YouTube + テキスト + ボタン)
YouTubeの動画をメッセージ内に埋め込みます。
ボタンは2つ表示でき、指定のページを開くURLを設定することもできます。
アンケート埋め込み(Googleフォーム)
Googleフォームをメッセージ内に埋め込みます。
表示されたメッセージ内でアンケートに回答することができます。
レコメンド(シルバーエッグ)
レコメンデーション機能を使ったメッセージを作成します。
詳しい設定方法は「開発ドキュメント > シルバーエッグレコメンドメッセージ」を確認してください。
オリジナル(HTML・CSS・JavaScript)
テンプレートを利用せずに、HTMLとCSSを用いてゼロからアプリ内メッセージのコンテンツを作成することができます。
オリジナルのテンプレートを選択した場合、メッセージに対しJavaScriptの設定も可能です。
詳しくは「開発ドキュメント > HTMLアプリ内メッセージでJavaScriptを利用する」を確認してください。
このようにデザインや機能毎に様々なテンプレートがあるので、実現したい施策にあわせて選んでいきましょう。