この記事では、ここまでの手順で登録したメッセージの内容を保存する方法と、保存したメッセージを複製、アーカイブする方法を説明します。
メッセージの保存
保存する方法は 下書き・公開・非公開 の3種類があります。
下書き・公開・非公開 の定義を説明します。
項目名 | 説明 |
---|---|
下書きで保存 | 作成途中や配信準備まで完了していない場合に利用します。 下書きで保存された場合、すべての項目が入力済みで配信期間となっても、メッセージが配信されることはありません。 また、下書きで保存後もすべての項目で編集・更新ができます。 |
非公開 | 作成したアプリ内メッセージを非公開として保存します。 非公開のアプリ内メッセージは配信期間となっても、メッセージが配信されることはありません。 設定が完了したキャンペーンの保存や、公開中のキャンペーンを非公開にしたい場合などで利用します。 |
公開 | 作成したアプリ内メッセージを公開にします。 公開すると、指定された配信期間にアプリ内メッセージの配信が開始されます。 |
- 公開もしくは非公開をクリックする前に、設定したキャンペーンの内容を注意深くチェックしてください
- キャンペーンを公開・非公開で登録すると、キャンペーンのゴール、パターンの追加・削除、振り分けの変更ができなくなります
- アプリ内メッセージは、キャンペーンに設定された表示頻度の回数だけ対象ユーザーにメッセージが表示されます
- あるユーザーが複数デバイスを持っている場合、どちらかのデバイスでアプリ内メッセーを表示し設定した表示回数に達すると、もう片方のデバイスではアプリ内メッセージは表示されません
- 配信トリガーが同じ複数のキャンペーンを公開する場合、更新日時が新しいものから表示されます
保存したメッセージの運用方法
保存したメッセージは複製やアーカイブできます。
下書きで保存した場合のみ、メッセージの削除が可能です。
一度、公開・非公開で保存したメッセージは削除できないため、アーカイブを利用してください。
複製
作成したメッセージを元に新しいキャンペーンを作成します。
設定内容が類似しているキャンペーンを作成する場合、複製をすれば差分だけ編集をすることでメッセージを新規作成できます。
アーカイブ
一度公開もしくは非公開で保存したキャンペーンが不要になったら、アーカイブします。
配信終了後の振り返りも完了した、もしくは保存したが使用しなくなったキャンペーンはアーカイブし、施策を整理しましょう。
実施方法
メッセージを保存すると、メッセージの一覧画面に表示されます。
キャンペーン右側の三点リーダーをクリックすると、「複製する」、「アーカイブする」、(下書きの場合のみ)「削除する」が表示されます。
項目名 | 説明 |
---|---|
複製する | メッセージを複製し、新たなキャンペーンを作成します。 複製したメッセージは、保存する前に編集が可能です。「アプリ内メッセージの作成をはじめる」の手順に従い、下書き・公開・非公開として保存してください。 |
アーカイブする | メッセージをアーカイブします。 メッセージ一覧画面でアーカイブしたメッセージを確認できます。 一度公開・非公開で保存したメッセージは完全に削除することはできず、アーカイブにのみ変更できます。 アーカイブしたメッセージは再度公開できません。同様のメッセージを配信したい場合は複製をしてください。 |
削除する (下書きの場合のみ) |
メッセージを削除します。 削除すると復元することはできません。注意して行ってください。 |
メッセージの一覧画面ではなく、保存した各メッセージの詳細画面からも複製できます。
画面右上の[複製]をクリックしてください。
HTML(WebView)テンプレートを利用し、カスタムしたメッセージを複製すると、スタンダードに変更することはできません。
カスタムからスタンダードへ変更しメッセージを作成したい場合は、新規作成でテンプレートの選択からやりなおしてください。
アプリ内メッセージを下書き・公開・非公開として保存することで、メッセージを配信するための準備や作業が完了します。
キャンペーン配信後の配信結果の確認方法については、「アプリ内メッセージの配信結果を確認する」を参照してください。