この記事ではフィルターオーディエンスの作成方法と更新方法を説明します。
オーディエンスは3種類あり、種類毎の特徴や活用方法は「オーディエンスの活用方法を理解する」を確認してください。
作成方法
フィルターオーディエンスを作成します。
[マーケティング] > [オーディエンス]をクリックします。
画面右上の[新規作成]をクリックします。
[フィルター]を選択します。
フィルターオーディエンスの作成画面が表示されます。
それぞれの項目を設定します。フィルターの詳細な設定方法は「対象ユーザー」で説明します。
オーディエンス名とフィルターの設定が完了したら、[オーディエンスを保存]をクリックすると、オーディエンスが作成されます。
次に、それぞれの設定項目を説明します。
オーディエンス
作成したオーディエンスに名前をつけて管理します。
項目名 | 説明 |
---|---|
オーディエンス名 | オーディエンス名を入力します。 各マーケティング機能の配信対象設定時に選択肢としてオーディエンス名が表示されます。設定時にどのようなユーザー群であるのか分かりやすい名前をつけて管理しましょう。 |
対象ユーザー
イベントやユーザープロフィールのフィルターに設定したセグメント条件を組み合わせて、配信対象のユーザー群を指定します。
項目名 | 説明 |
---|---|
セレクトボックス | フィルターの条件を指定します。 各フィルターは最大5個まで組み合わせられます。 |
対象ユーザー数 | フィルターに設定した条件に合致するユーザー数が表示されます。 対象ユーザー数は、過去に登録されたすべてのユーザーを計上するため、長期間サービスを利用していないも含まれます。モバイルアプリであれば、すでにアンインストールしたユーザーの数も計上されます。 対象ユーザー数として表示される数字は、目安として活用してください。 |
フィルターに設定したセグメント条件の組み合わせ方は、「対象ユーザーの設定時、フィルターや、And・And not・ORの使い方がわかりません、どのように使えばいいですか?」を参照してください。
フィルターオーディエンスとして「既存ユーザー」のみのセグメント条件を保存すると、アプリ内メッセージならびにWebメッセージ機能では配信が行われません。
必ず、「既存ユーザー」を使用する場合は、AND NOTで組み合わせたオーディエンスを作成してください。
保存したオーディエンスの確認
オーディエンスの詳細画面で対象ユーザー数や、どのキャンペーンに使用されているか確認できます。
項目名 | 説明 |
---|---|
キャンペーンを作成 | 当該オーディエンスを配信対象に指定してプッシュ通知、アプリ内メッセージ、Webメッセージを新規作成できます。 詳しくは「オーディエンスからキャンペーンの作成」で説明します。 |
編集 | 当該オーディエンスを更新できます。 更新方法は「オーディエンスの更新」を確認してください。 |
対象ユーザー | - 対象ユーザー:↻ボタンをクリックすると、対象ユーザー数が表示されます - 配信条件:設定されているセグメント条件を表示します |
キャンペーン | オーディエンスがキャンペーンに利用されているか確認できます。 利用中の場合は、利用しているキャンペーンが表示されます。 |
オーディエンスの情報 | 作成日時と更新日時を確認できます。 |
オーディエンスの更新
一度設定したオーディエンスのオーディエンス名やセグメントを途中で変更できます。
オーディエンス詳細画面右上の[編集]をクリックします。
オーディエンスの編集画面がひらきます。
編集が完了したら画面右下の[オーディエンスを保存]をクリックすると保存されます。
キャンペーンの作成、もしくは既存キャンペーンの配信対象を更新した場合、作成・更新を行ってから1時間以内は一部の配信対象ユーザーにキャンペーンが配信されない可能性があります。
新たに取得もしくは更新されたイベントやユーザープロフィールなどが反映されるタイミングは「データの更新タイミング」を確認してください。
作成したオーディエンスの配信対象への設定
オーディエンスからキャンペーンを作成する方法と、キャンペーンの作成時にオーディエンスを指定する2つの方法があります。
オーディエンスを利用したキャンペーンを作成する方法
オーディエンスからキャンペーンを作成する方法を説明します。
オーディエンスを開き、右上の[キャンペーンを作成]をクリックすると、プルダウンでプッシュ通知 / アプリ内メッセージ / Webメッセージが表示されます。
作成したい項目をクリックします。
キャンペーンの作成画面に遷移します。
配信対象設定に当該オーディエンスが設定された状態でキャンペーンの作成がスタートするので、配信対象設定はこれで完了です。
キャンペーンの作成画面でのオーディエンスの指定方法
キャンペーンの作成画面から配信対象にオーディエンスを指定する方法を説明します。
キャンペーンの配信対象設定では、フィルターの条件がプルダウンで表示されます。
[オーディエンス]をクリックすると、作成済みのオーディエンスが表示されるので、設定したいオーディエンスをクリックします。
指定したオーディエンスが配信対象に設定されます。
配信対象の設定はこれで完了です。
フィルターオーディエンスは、他のフィルタリング条件と組み合わせることはできません。
そのため、フィルターオーディエンスを配信対象に設定すると、条件やフィルターは追加できなくなります。
フィルターオーディエンスの作成が完了しました。よく利用するセグメントをオーディエンスで保存し、活用していきましょう。