この記事ではインポートオーディエンスの作成方法と更新方法を説明します。
オーディエンスは3種類あり、種類毎の特徴や活用方法は「オーディエンスの活用方法を理解する」を確認してください。
作成方法
インポートオーディエンスを作成します。
[マーケティング] > [オーディエンス]をクリックします。
画面右上の[新規作成]をクリックします。
[インポート]を選択します。
インポートオーディエンスの作成画面が表示されます。
それぞれの項目を設定します。詳細な設定方法は「対象ユーザー」で説明します。
オーディエンス名と対象ユーザーの設定が完了したら、[オーディエンスを保存]をクリックすると、オーディエンスが作成されます。
オーディエンスの取り込みが開始されます。
処理が完了するまでは、取り込み中を示すバナーが表示されます。
処理が完了すると、下記のようなメールが送信されます。
管理画面にアクセスし、インポート結果を確認してください。
次に、それぞれの設定項目を説明します。
オーディエンス
作成したオーディエンスに名前をつけて管理します。
項目名 | 説明 |
---|---|
オーディエンス名 | オーディエンス名を入力します。 各マーケティング機能の配信対象設定時に選択肢としてオーディエンス名が表示されます。設定時にどのようなユーザー群であるのか分かりやすい名前をつけて管理しましょう。 |
対象ユーザー
オーディエンスとして保存するユーザー群をリストでアップロードし登録します。
項目名 | 説明 |
---|---|
CSVを選択する | このボタンをクリックし、アップロードするCSVファイルを選択します。 |
アップロードするファイル形式
アップロードするファイルは、拡張子が.csv
である必要があります。
CSVファイルの記載方法にも指定があるので説明します。
ファイルの記載方法
1行に1つのユーザーIDを指定します。
指定するユーザーIDは、ユーザーIDにセットした値をそのまま指定してください。
同じユーザーIDを複数記載してもエラーが返ることはありません。
例えば、ユーザーIDが qwpeoifjadlskf と zxocjvasdfoiji と azxcpoqnadslpx の合計3名をオーディエンスにします。
この場合、次のような記載のファイルになります。
qwpeoifjadlskf
zxocjvasdfoiji
azxcpoqnadslpx
テキストエンコーディング
UTF-8で指定してください。
ファイルサイズ
最大サイズは500MBです。
空のCSVファイルでアップロードを試みた場合、エラーになるため更新できません。
- Reproに登録されているユーザーが対象となります
指定したユーザーIDにReproへ登録されていないユーザーが含まれている場合は、対象として計上されません
また、Reproに存在しないユーザーを予め登録することはできません - ファイルの形式に則っていないファイルをアップロードするとエラーになります
- 対象ユーザーを0にしたい場合は、存在しないユーザーIDを記載したCSVファイルで更新すると対象ユーザーが0の状態になります
保存したオーディエンスの確認
オーディエンスの詳細画面で対象ユーザー数や、どのキャンペーンに使用されているか確認できます。
項目名 | 説明 |
---|---|
キャンペーンを作成 | 当該オーディエンスを配信対象に指定してプッシュ通知、アプリ内メッセージ、Webメッセージを新規作成できます。 詳しくは「作成したオーディエンスの配信対象への設定」で説明します。 |
編集 | 当該オーディエンスを更新できます。 更新方法は「オーディエンスの更新」を確認してください。 |
対象ユーザー | 対象ユーザー:↻ボタンをクリックすると、対象ユーザー数が表示されます |
APIを使った更新 | インポートオーディエンスはAPIでも更新できます。 ここでは、APIでの更新時に必要なAPIエンドポイントとAPIトークンを確認できます。 APIでの更新方法は「オーディエンスAPI」で説明しています。 |
キャンペーン | オーディエンスがキャンペーンに利用されているか確認できます。 利用中の場合は、利用しているキャンペーンが表示されます。 |
オーディエンスの情報 | 作成日時と更新日時を確認できます。 |
オーディエンスの更新
一度設定したオーディエンスのオーディエンス名や対象ユーザーを途中で変更できます。
オーディエンス詳細画面右上の[編集]をクリックします。
オーディエンスの編集画面がひらきます。
編集が完了したら画面右下の[オーディエンスを保存]をクリックすると保存されます。
- CSVファイルを更新すると、新たに更新したCSVに含まれるユーザーIDで総入れ替えされます
差分更新はできません - 更新が完了するまでは更新前のユーザー群が配信対象になります
詳しくは「オーディエンスの対象ユーザーは自動更新されますか?」で説明しています
キャンペーンの作成、もしくは既存キャンペーンの配信対象を更新した場合、作成・更新を行ってから1時間以内は一部の配信対象ユーザーにキャンペーンが配信されない可能性があります。
作成したオーディエンスの配信対象への設定
オーディエンスからキャンペーンを作成する方法と、キャンペーンの作成時にオーディエンスを指定する2つの方法があります。
オーディエンスを利用したキャンペーンを作成する方法
オーディエンスからキャンペーンを作成する方法を説明します。
オーディエンスを開き、右上の[キャンペーンを作成]をクリックすると、プルダウンでプッシュ通知 / アプリ内メッセージ / Webメッセージが表示されます。
作成したい項目をクリックします。
キャンペーンの作成画面に遷移します。
配信対象設定に当該オーディエンスが設定された状態でキャンペーンの作成をスタートできます。
必要に応じてフィルターを追加しセグメント条件を組み合わせ、配信対象設定を進めましょう。
キャンペーンの作成画面でのオーディエンスの指定方法
キャンペーンの作成画面から配信対象にオーディエンスを指定する方法を説明します。
キャンペーンの配信対象設定では、フィルターの条件がプルダウンで表示されます。
[オーディエンス]をクリックすると、作成済みのオーディエンスが表示されるので、設定したいオーディエンスをクリックします。
指定したオーディエンスが配信対象に設定されます。
ここから必要な場合はフィルターを追加し、セグメント条件を組み合わせます。
インポートオーディエンスは、キャンペーンの配信対象設定で他のフィルターの条件と組み合わせることができます。
FAQの「対象ユーザーの設定時、フィルターや、And・And not・ORの使い方がわかりません、どのように使えばいいですか?」で詳しく説明しています。
インポートオーディエンスの作成・更新方法を紹介しました。
Repro SDKでは収集しづらい店舗来店情報など、アプリやWebサイト外で登録される情報をもとにユーザーIDをリストとして外部から連携し、活用していきましょう。