機能概要
オーディエンスは、セグメントしたユーザーを配信対象ユーザー群として保存できる機能です。
保存したオーディエンスは、プッシュ通知やアプリ内メッセージ、Webメッセージといったマーケティング機能で利用できます。
キャンペーン作成画面の配信対象設定のフィルターでオーディエンスを選択することで、保存したオーディエンスのユーザーを対象にプッシュ通知やメッセージを配信できます。
利用方法
オーディエンスは、アプリやWebサイトにReproを導入されたすべてのお客様が利用できます。
管理画面の左メニューより[マーケティング] > [オーディエンス]にアクセスします。
具体的な使い方
事前にオーディエンスとして条件を保存しておき、そのユーザーを対象に施策を配信します。
オーディエンスには3種類があります。
それぞれ特徴が異なるので、詳細は「オーディエンスの活用方法を理解する」の記事で説明します。
オーディエンスを利用するメリット
オーディエンスはプッシュ通知やアプリ内メッセージ、Webメッセージといったマーケティング機能の配信対象に利用できます。
フィルターオーディエンス
- 使用方法:配信頻度の高いユーザー群のオーディエンスを作成しておく
- メリット:配信対象設定時にそのオーディエンスを指定するだけで配信設定が完了し、キャンペーン作成のたびに、同じ配信対象を設定する手間を省けます
インポートオーディエンス
- 使用方法:ユーザーIDのリストを管理画面にアップロードし、オーディエンスを作成しておく
- メリット:条件に合致したユーザー群をユーザーIDで指定することで、イベントの実行履歴やユーザープロフィールで特定できない場合でも配信対象にできます
- ネクストステップ🚀:オーディエンスAPIや、オーディエンスインポート(β)を利用すると、オーディエンスの更新を自動化し、最新情報を利用した施策が実現できます
ID指定オーディエンス
- 使用方法:管理画面上でユーザーを検索・指定し、テスト目的のオーディエンスを作成しておく
- メリット:指定ユーザーのイベント実行回数や、ユーザープロフィール情報を確認でき、イベントやユーザープロフィールの実装後、端末で設定ができているか検証に活用できます
活用イメージ
オーディエンスを事前に作成し更新しておくこと、オーディエンスを配信対象にそれぞれのマーケティング施策を配信できます。
オーディエンスの設定イメージ
固定のユーザー群への施策配信
- 種類:フィルターオーディエンス
- 設定例:休眠復帰施策(条件:30日以内にアプリの訪問がない)
CDPから連携したユーザー群への定期配信
- 種類:インポートオーディエンス
- 設定例:来店時に使えるクーポン配布(条件:店舗来店履歴のあるユーザーIDを連携し除外)
検証目的のテスト配信
- 種類:ID指定オーディエンス
- 設定例:メッセージ配信テスト(条件:開発チームの使用端末)
実際に使い始める
それではオーディエンスを使い始めましょう。
具体的な利用方法は下記を参照してください。