はい、できます。
ユーザーIDのリストを管理画面にアップロードしてオーディエンスを作成できるので、この機能を利用します。
オーディエンスという機能を用い、ユーザーIDのリストをアップロードし作成するインポート形式のオーディエンスを配信対象に指定します。
インポートオーディエンスを作成・更新する方法は「GUIの操作」と「APIでリクエスト」の2つの方法があるので説明します。
GUI(管理画面)の操作
ユーザーIDのリストを管理画面にアップロードするだけで、ユーザーIDのリストが手元にあれば、エンジニアの協力なくオーディエンスを作成・更新できます。
オーディエンスの更新方法を簡単に説明します。
インポートオーディエンスの詳細な設定方法は「オーディエンスをインポートで作成・更新する」を確認してください。
[マーケティング] > [オーディエンス] を開き、更新したいオーディエンスを選択します。
[CSVを選択する] をクリックし、ファイルを指定します。
アップロードするファイルは、拡張子が.csv
である必要があります。
1行に1つのユーザーIDを指定したCSVファイルを指定し、[オーディエンスを保存] をクリックすると保存されます。
APIでリクエスト
APIのエンドポイントへHTTPリクエストを行うことでオーディエンスを作成・更新できます。
オーディエンスの新規作成用のエンドポイントにリクエストすると、オーディエンスの作成も可能です。
また、すでに作成されたインポートオーディエンスに対し、GUIの操作とAPI、いずれの方法で作成した場合でも、APIで更新できます。
オーディエンスの詳細画面で更新に必要なAPIエンドポイントを確認できます。
APIでオーディエンスを更新するにはエンジニアの協力が必要になります。
詳しくは開発ドキュメント「オーディエンスAPI v3」を確認してください。
作成したオーディエンスの配信対象への設定
オーディエンスからキャンペーンを作成する方法と、キャンペーンの作成時にオーディエンスを指定する2つの方法があります。
オーディエンスを利用したキャンペーンを作成する方法
オーディエンスからキャンペーンを作成する方法を説明します。
オーディエンスを開き、右上の [キャンペーンを作成] をクリックすると、プルダウンでプッシュ通知 / アプリ内メッセージ / Webメッセージが表示されます。
作成したい項目をクリックします。
キャンペーンの作成画面に遷移します。
配信対象設定に当該オーディエンスが設定された状態でキャンペーンの作成をスタートできます。
必要に応じてフィルターを追加しセグメント条件を組み合わせ、配信対象設定を進めましょう。
キャンペーンの作成画面でのオーディエンスの指定方法
キャンペーンの作成画面から配信対象にオーディエンスを指定する方法を説明します。
キャンペーンの配信対象設定では、フィルターの条件がプルダウンで表示されます。
[オーディエンス] をクリックすると、作成済みのオーディエンスが表示されるので、設定したいオーディエンスをクリックします。
指定したオーディエンスが配信対象に設定されます。
ここから必要な場合はフィルターを追加し、セグメント条件を組み合わせます。
プッシュAPI
プッシュ通知の場合は、プッシュAPIでお客様のサーバー側から配信対象者のユーザーIDを指定してプッシュ通知を配信する方法がありますが、エンジニアの協力が必要になります。
詳しくは「ユーザーIDを指定してプッシュ通知を配信する方法はありますか?」を確認してください。
実現したい施策やエンジニアの協力の可否にあわせて、インポートオーディエンスやプッシュAPIを使い分けていきましょう。