このたび、管理画面からユーザーIDをエクスポートできるオプション機能を正式リリースしました。これまでベータ版として、一部のお客様に提供していたものからの移行になります。
概要
Reproの管理画面では、配信対象ユーザー群をフィルタリングしてオーディエンスを作成することができます。ユーザーIDエクスポート機能は、保存したオーディエンスのユーザーIDをエクスポートできるオプション機能です。
ユースケース
本機能を利用することで、以下のようなことが実現できます。
オフラインの購買情報とRepro上のオンラインの行動情報を統合する
オンラインとオフライン両方の行動情報を用いてマーケティング施策を実施することが可能になります。
例:
ユーザーIDエクスポート機能を用いて「直近30日以内にアプリ起動していないユーザー」のユーザーIDを抽出します。
これをPOSデータとかけ合わせ、「来店経験があるがアプリ起動が習慣化されていないユーザー」にアプリを起動を促すマーケティング施策を実施できます。
LINEやチャット接客ツールを配信チャネルとして利用する
Repro内で作成したセグメントを、LINEやチャット接客ツールなどにインポートできます。それらのチャネルを使ってユーザーとのコミュニケーションができます。
管理画面上での設定方法
オーディエンスの保存
- Repro管理画面を開き、「マーケティング」 > 「オーディエンス」を選択し、オーディエンス一覧画面に進んでください
- 新規作成ボタンをクリックし、オーディエンスを保存します
エクスポートの実行
- 作成したオーディエンスを選択し、オーディエンスの詳細画面を開いてください
- 「エクスポートの開始」ボタンをクリックします
- 数分後、CSVファイルのダウンロードリンクが発行されるので、クリックしてCSVファイルをダウンロードしてください
出力されるCSVファイルの仕様について
- CSVファイルは処理時間の短縮のため、出力件数に関わらず4つのCSVファイルに分かれて出力されます。1つのファイルにまとめて出力することはできません
- CSVファイルのダウンロードリンクには 2時間のダウンロード有効期限がございます。有効期限が切れたリンクからはCSVファイルをダウンロードできなくなります。その場合は、画面を更新して再度ダウンロードリンクを有効にしてください。
- CSVのダウンロードリンクは、リンクが発行されてから3日で削除されます。ダウンロードリンクを再取得する場合は、再度エクスポートを開始してください。
ご注意点
- 本機能を利用するには、ユーザーIDを設定する必要があります。ご利用中のサービスでユーザーIDが設定されているかご確認ください。
- どのような種類のユーザーIDが設定されているかわからない場合は、実装を担当したエンジニアにご確認ください。
- ユーザーIDを設定していない場合、該当のユーザーの情報は、出力されたファイルに含まれません。出力されたファイルでユーザーIDの数が想定より少ない場合は、ユーザーIDの設定タイミングをご確認ください。
- 出力されたファイルで取得できるのはユーザーIDのみです。ユーザーの行動情報を取得することはできません。
- ユーザーの行動情報の取得には、イベントデータエクスポートを利用してください。誰がいつどのイベントを実行したかをCSVファイルで出力できます。
詳しくはこちらをご覧ください。
ご利用開始までの流れ
本機能はオプション機能となり、事前のお申込みが必要です。
当社のカスタマーサクセス担当、または営業担当にお問い合わせください。ご利用開始まで以下の手続きが必要になります。
- 契約の締結 オプション利用申込書を取り交わします
- 設定作業 契約締結後、弊社での設定作業を行います
- ご利用開始 設定が完了次第担当カスタマーサクセス から連絡いたします。管理画面より正常にユーザーIDがエクスポートできるかご確認ください
※申し込みから利用開始までには約3営業日かかります
機能要望・ご質問
ユーザー向けSlackチャネルPluto内の#feature-requestsチャネルからご連絡ください。またはカスタマーサクセスチームへ直接ご連絡ください。