マーケティング機能にメール (β) が追加されました。
これにより、Repro App・Repro Web で収集するアプリやWebサイトのイベント(行動履歴)やユーザープロフィール(属性情報)を用いて、エンドユーザーに対してメール配信を行うことができます。
リリース日
2025 年 5 月 29 日
リリース内容
メール(β)機能は、2つの 一斉配信 / トリガー配信 のコミュニケーションを実現します。
一斉配信
Reproで保持している情報を利用し、指定日時に一斉メールを配信します。
アプリ・Webサイト・店舗データを問わず、イベント(行動履歴)やユーザープロフィール(属性情報)を活かし、対象者をセグメントできます。
参考:一斉配信メール(β)
トリガー配信
サービス上で特定の行動を起点に、ユーザー単位で異なる時刻に自動配信します。
配信までの遅延時間を設定することも可能で、ユースケースに合わせてユーザーのニーズが高いタイミングで配信できます。
参考:トリガーメール(β)
Reproのメール機能を利用するメリット
Web / アプリなどのデータを活用して配信対象をセグメント可能
Repro側で収集できているアプリやWeb上のイベント(行動履歴)やユーザープロフィール(属性情報)を用いて簡単に配信対象をセグメントすることが可能です。
メールから アプリ / Web への効果検証が可能
Reproでメール配信を行うことで、Webやアプリ上の行動イベントで効果検証が可能です。
実現できるユースケース
会員限定でクーポンを配布
ユーザーの条件をGUI上で絞り込み、特別なオファーをメールで配信できます。
サービス利用率の低いユーザーのみを対象とするなど、アプリやWebサイトのサービス利用状況にあわせたコミュニケーションを行い、CVRやリテンション率の向上に寄与します。
施策イメージ
- 配信対象: 直近サービスを利用していない かつ 会員登録済みのユーザー
- 配信内容: 15%オフのクーポンを配布する
- 配信タイミング: 土曜日の午前10:00
かご落ちユーザーへのリマインド
特定のユーザー行動を起点に、n時間後にリマインドメールを配信できます。
CV前に離脱しているユーザーなどに、再訪やCVへの行動促進ができます。
施策イメージ
- 配信対象: 商品をカート追加後、購入していないユーザー
- 配信内容: カートに商品が残っていることをリマインドする
- 配信タイミング: カート追加してから1時間後
ご利用の流れ
担当のカスタマーサクセス、もしくは管理画面右下のチャットサポートまでご連絡ください。
すでに本機能をご利用中のお客様はこれまで通りお使いいただくことが可能です。
ご利用に際してのご注意点
β版の機能のため配信規模に応じて、サーバー負荷の懸念がないか事前確認を行っております。
問い合わせいただいた際には、以下の質問をさせていただきますので予めご認識ください。
- 現在利用しているメールツール
- 月間の配信頻度 / 配信ボリューム数
- 1回あたりの配信ボリューム数(最多)
よくある質問
Q. 料金はかかりますか?
メール(β)機能は、有料オプションとしてご提供しております。
ご利用状況やご要件に応じた最適なご提案をさせていただきますので、ご興味をお持ちの際は、担当の営業またはカスタマーサクセスまでお気軽にお問い合わせください。
Q. 実際にメールを配信するまで、どのくらい時間がかかりますか?
ご契約締結後、貴社ドメインの設定など初期設定が必要となります。
最速で2週間程度で施策配信が開始できます。メール配信に必要なステップは弊社でまとめたものをお渡ししますので、手順に沿って進行してください。
Q. メールアドレスはどのように収集しますか?
SDKを用いた実装 / Repro管理画面から手動アップロード / AWS S3を経由で自動連携の3種類で実現できます。
例えば、現在ご利用されているReproApp・ReproWebのSDKから、アプリやWebサイト利用中のユーザー操作を起点にSDK経由で収集することもできます。
すでにお持ちのメールアドレスを、CSVアップロード機能で一括インポートも可能です。
Q. β版として、機能制限はありますか?
リリース時点では、以下のような機能を保持しております。
配信に必要な機能は網羅されておりますが、機能制限としてHTMLメールを作成するGUIエディターがないこと、ABテスト機能がないこと、などが挙げられます。
もちろん、パブリック化に向け、当該2項目を始めとした今後の機能拡充を検討しています。
ご要望含め、忌憚ないフィードバックをお寄せいただければと思います。
本機能に関するお問い合わせ
担当のカスタマーサクセス、管理画面右下のチャットよりお問い合わせください。
今後も価値あるマーケティング施策を実現するための機能リリースに努めていきますので、引き続きReproをよろしくお願いします。