リリース日
2025 年 5 月 29 日
リリース内容
マーケティング機能における以下チャネルについて「変数の挿入」を正式に提供いたします。
これにより、各チャネルのタイトルや本文にユーザー固有情報を挿入でき、個々のユーザーにあわせた配信が実現できます。
- プッシュ通知
- イベント起点プッシュ通知
- アプリ内メッセージ
- HTMLアプリ内メッセージ
- Webメッセージ
機能概要
プッシュ通知や、アプリ内メッセージなどにユーザープロフィールやイベントプロパティを変数として挿入し、ユーザーにあわせた内容のメッセージを配信することができます。
実現できるユースケース
Reproで取得している情報を埋め込むことで、サービスの業種・業態とユーザーへ促したい行動にあわせて多彩な方向からアプローチできます。
プッシュ通知のユースケース
ユーザーが登録している名前やプロフィールの登録進捗率などのユーザー固有情報をプッシュ通知のタイトルや本文に埋め込むことができます。
これによりユーザーは自分のために配信された情報が届いていると感じ、施策によるエンゲージメントの向上や再訪率の向上が狙えます。
アプリ内メッセージのユースケース
失効予定のポイント数や未読メッセージ数などのユーザー固有情報をアプリ内メッセージ内に埋め込むことができます。
これによりユーザーは自分のために緊急度や重要度などが高い情報が表示されていると感じ、アプリ内での行動変容が狙えます。
機能の利用方法
対応するマーケティング機能ではキャンペーン作成画面において「変数の挿入」ボタンが追加されました。
※ β版では本機能利用にあたり「プロジェクト設定」より「Liquidによるパーソナライズ機能(β)を有効にする」をONにする必要がありましたが、今回のリリースに伴い「プロジェクト設定」から上記設定項目は削除されました。
「変数の挿入」ボタンを押下することで挿入したい変数のタイプやキー、値がセットされていなかった場合に表示するデフォルト値などを設定のうえ簡単に変数として挿入することができます。
※ β版で提供していた変数のキーに対応した設定項目につきましては、機能改善のうえ今後ご提供する予定です。
よくある質問
Q.利用するために条件はありますか?
特にございません。
追加の利用手続きなく、すべてのお客様にご利用いただけます。
Q. 使い方のドキュメントはありますか?
「Liquidによるパーソナライズ > 変数差し込みUIを利用して変数を挿入する」を参照してください。
Q. Liquidを用いて条件分岐や四則演算といったロジックを伴う表現は利用できますか?
β版から引き続きご利用いただけます。
ただし、「変数の挿入」にて値を差し込む以外に何らか条件分岐等をLiquidを用いて表現する場合はβ版機能となり、以下の注意事項がございます。
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ベータテストサービス利用規約に同意いただく必要があります
- 多くのお客様が契約開始時に本利用規約にも同意いただいておりますが、不安な場合、カスタマーサクセス担当にお問い合わせください
- 一部機能制限や注意点がございます、実装にあたってLiquidによるパーソナライズ機能やLiquidを利用したサンプル集をご確認ください
今後上記内容につきましても正式提供を予定しております。
本アップデートに関するお問い合わせ
カスタマーサクセス担当、もしくは管理画面のチャットよりお問い合わせください。
より適切なエンドユーザーとのコミュニケーションを実現するため、機能のアップデートを行っていきますので引き続きReproをよろしくお願いします。