ニュースフィード機能が、プッシュ通知だけでなくアプリ内メッセージとWebメッセージに対応しました。
さらに、新たにAPIも公開されたので、これまでよりも活用できるシーンが広がりました。
できること
プッシュ通知、アプリ内メッセージ、Webメッセージで配信されたキャンペーンの履歴を取得できます。
これにより、今まで反射的に消され見逃されていたメッセージや、見られずに埋もれていたプッシュ通知の内容を、サービス内でしっかりユーザーに見てもらうことが可能になります。
施策例
速報記事一覧
プッシュ通知でお知らせした注目記事を一覧として見せることで、ユーザーがサービスに戻って着た時の体験向上や、記事回遊率を引き上げることができます。
お知らせハイライトメッセージ
アプリをしばらく起動していないユーザーにお知らせが届いていることをプッシュ通知でお知らせし、アプリ起動時にメッセージで先週のお知らせ一覧を見せることにより再度アプリへの定着を促すことが可能です。
これ以外にも様々なユースケースが考えられますので、施策を思いついた場合の実現可能性のご相談や、アイデアが浮かばない場合はカスタマーサクセス担当にご相談ください。
設定方法
管理画面のキャンペーン新規作成画面で、ニュースフィードとして使うにチェックを入れるだけで配信準備は完了です。
アプリ内メッセージとWebメッセージの場合
ニュースフィードを配信するための追加設定が必要です。
設定は任意ですが、空欄のままだとニュースフィードの各項目は空の状態で取得されます。
注意事項
- プッシュ通知はスタンダード形式のみ対応しています
- カスタム(JSON)形式のプッシュ通知や、API経由で配信されたプッシュ通知には対応していません
- コントロールグループを使ったABテストを実施している場合、コントロールグループに含まれたユーザーにはニュースフィードも配信されません
- ニュースフィードへの登録タイミングはキャンペーンの種類によって異なります
- プッシュ通知の場合:プッシュ通知の配信時にニュースフィードとして登録されます
- 許諾がOFFのユーザーにもニュースフィードは登録されます
- アプリ内メッセージとWebメッセージの場合:当該ユーザーにメッセージが配信されたタイミングでニュースフィードとして登録されます
- 実際にメッセージが表示されたタイミングとは異なりますのでご注意ください
- プッシュ通知の場合:プッシュ通知の配信時にニュースフィードとして登録されます
- ニュースフィードとして取得できるのは、取得日から遡って30日前までに配信されたキャンペーンのみです
お客様の対応事項
ニュースフィードの表示実装
登録されたニュースフィードを表示するためには、サービス側での追加実装が必要です。
管理画面で「ニュースフィードとして使う」にチェックを入れただけでは本機能はご利用いただけませんのでご注意ください。
APIの仕様などは以下のドキュメントをご確認ください。
なお、引き続きアプリSDKにおけるニュースフィード取得機能もご利用いただけますので、開発環境に合わせて最適な方法をお選びください。
SDKのアップデート
アプリ内メッセージやWebメッセージで設定されたニュースフィードを、アプリ内で取得したい場合はRepro SDKを最新バージョン(iOS:5.8.0、Android:5.6.0)にアップデートをしてください。
古いRepro SDKではプッシュ通知以外のニュースフィード情報を取得することができません。
なお、現在iOSとAndroid SDKのみ対応しており、その他のサブSDKについては順次リリース予定です。
本アップデートに関するお問い合わせ
カスタマーサクセス担当、もしくは管理画面のチャットよりお問い合わせください。