iOS/iPadOS 16.4のアップデートを受け、Webプッシュ通知がiOS Safariに対応しました。また、同時にMac OSのSafariにも対応をしました。
機能の詳細は以下のリリースノートをご確認ください。
Repro Web 機能アップデート|Webプッシュ通知を正式リリースしました
追記
2023年7月12日にリリースされたiOS向け Google Chrome アプリバージョン115.0.5790.84より、Webサイトをホーム画面に追加することができるようになりました。
これにより、iOS Google ChromeでもWebプッシュ通知に対応しました。
これまで
ReproのWebプッシュ通知においてサポートしているブラウザはMacOS、Windows、AndroidのChrome52以上のみでした。
これから
これまでのサポート対象に、iOS16.4、MacOS13以上のSafariが加わります。
また、iOS16.4以上であれば、Google Chrome 115以上でもWebプッシュ通知が配信できます。
今回の対応により、日本国内のほとんどのスマートフォン端末が配信対象となるため(※1)、これまでリーチできなかったユーザー層にアプローチすることが可能になります。
出典:https://gs.statcounter.com/os-market-share/mobile/japan
※1:iOSを利用する全端末がiOS16.4にアップデートされた場合
ユーザーがiOS端末でWebプッシュ通知を受け取るための手順
ユーザーがiOSでWebプッシュ通知を受け取るためには事前に以下の手順が必要です。
※ Android端末をはじめとしたChromeブラウザを利用する場合、この手順は不要です
STEP1:iOSの端末設定からPush APIをオンにする(iOS 17以上では不要)
STEP2:対象サイトを開いて「ホーム画面に追加する」を実施する
STEP3:Webプッシュ通知の許諾ダイアログから受信を許可する
iOSにおけるWebプッシュ通知のユーザー体験
前述の通り、iOSにおけるWebプッシュ通知の受け取り方はAndroidと大きく異なります。
特に、ユーザーが「ホーム画面に追加したい」と思うサービスは、そのユーザーにとって利用頻度の高いものである可能性が高いです。したがって、エンゲージメントの高いユーザー向けの施策を実施することで、iOSのWebプッシュ通知の効果を最大限に引き出すことができます。
また、ReproのWebメッセージを利用すれば、ユーザーに対してホーム画面への追加を促す施策を実施することも可能です。
Webプッシュ通知機能利用のための開発
①Service Workerの設置(全端末共通)
Webプッシュ通知をご利用の際には事前にServiceWorkerと呼ばれるファイルをサイトのサーバーに設置していただく必要があります。詳細は以下のリリースノートをご確認ください。
新機能リリース | Webプッシュ通知配信ができるようになりました
②Manifestの設置(iOS端末のみ)
Manifestというファイルをサイトのサーバー上に設置し、ユーザーがサイトを「ホーム画面に(Webアプリとして)追加」できるようにするための対応が必要です。
サービスによって対応工数が異なりますので、お手数ですが貴社システム担当の方にお問合せください。
ご利用までの流れ
本機能はオプション機能となり、事前のお申込みが必要です。
当社のカスタマーサクセス担当、または営業担当にお問い合わせください。ご利用開始まで以下の手続きが必要になります。
※なお、本機能はReproWebご利用の方のみ利用可能なオプションです。ReproWebをご利用でない場合はご相談ください。
※利用開始後は配信数に合わせて月額費用がかかります。
本機能に関するお問い合わせ
担当のカスタマーサクセス、もしくは管理画面右下のチャットよりお問い合わせください。