空ファイルでのオーディエンスの更新はできませんが、対象ユーザーを0にする方法はあるので説明します。
空ファイルをアップロードすると、エラーになり更新ができません。
この場合、過去に更新が成功したオーディエンスの状態が維持されます。
対象ユーザーを0にする場合は、管理画面に存在しないユーザーIDのCSVファイルでオーディエンスを更新することで、対象ユーザーを0にします。
対象ユーザー数を0にする方法
インポートオーディエンスは、管理画面とAPIの2種類の更新方法があります。
どちらの場合も存在しないユーザーIDでのオーディエンスの更新が可能です。
存在しないユーザーIDを記述したCSVファイルをアップロードして対象ユーザーを0にします。
ファイルの記載方法
1行に1つのユーザーIDを指定します。
例えば、存在しないユーザーIDとして、DUMMY_USER_ID
をオーディエンスにする場合、次のような記載のファイルになります。
DUMMY_USER_ID
このように、Reproに存在しないユーザーIDのみを記載したCSVファイルをインポートオーディエンスにアップロードすると、合致するユーザーが存在しないため対象ユーザーが0になります。
ファイル形式について詳細は、ドキュメントを参照してください。
日次更新するファイルの例
APIでオーディエンスを更新する場合、日次の更新内容によって対象ユーザーが存在しない空のファイルとなるケースがあると、オーディエンスを更新できません。
この場合も存在しないユーザーIDを記述することでエラーを出すことなく対象ユーザーを0にできます。
例えばCSVファイル作成時、常にヘッダー行としてDUMMY_USER_ID
のような存在しないユーザーIDを付与します。
こうすることで、日次の更新によりユーザーIDの出力がない場合でも、CSVファイルが空となることなく、オーディエンスの対象ユーザーが0で更新され続けます。
対象ユーザーの確認
存在しないユーザーIDのファイルでオーディエンスの更新が完了した後、当該オーディエンスで [↻] をクリックし、対象ユーザーが0になっていることを確認します。
アップロードしたファイルにReproに存在するユーザーIDの記述があると対象ユーザーは0になりません。
対象ユーザーを0にしたい場合は、Reproに存在しないユーザーIDのみをファイルに記述してください。