このたび、Android向けプッシュ通知の配信でFCM レガシー HTTP プロトコル利用時に必要となるFCM Server Keyの新規登録を停止します。
2024 年 6 月 10 日 (月) 午前 11 時頃にFCM Server Keyを利用した配信は中止され、秘密鍵を利用したFCM HTTP v1 API配信のみが利用できる形に変更されました。
参考:Repro App お知らせ | Android向けプッシュ通知でレガシーHTTPプロトコルを利用した配信を停止しました
ご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
停止予定日
2024年4月22日
対応の背景
Android向けプッシュ通知配信のために、Reproで利用できるFCM サーバー プロトコルは「FCM HTTP v1 API」と「レガシー HTTP プロトコル」の2つがあります。
しかしながら、FCMより「レガシー HTTP プロトコル」は2024年6月に廃止が宣言されています。
ReproからAndroid向けにプッシュ通知を配信し続けるためには、新しい通信方法「FCM HTTP v1 API」へ移行を行う必要があります。
2024年6月を目前に控えた今、推奨されない旧型の通信方式を選択されないよう、「レガシー HTTP プロトコル」に利用する FCM Server Key の登録を停止します。
参考:Repro App 機能アップデート | Androidへのプッシュ通知で FCM HTTP v1 API に対応しました
お客様に対応いただくこと
「FCM HTTP v1 API」対応が完了済みのお客様に対応いただくことはありません。
現在も「レガシー HTTP プロトコル」を利用しているお客様は、プッシュ通知証明書として登録しているFCM Server Keyに問題が発生しても新規登録が行えません。
「FCM HTTP v1 API」への対応をお願いします。
FCM HTTP v1 API対応
Firebase ConsoleからFirebase秘密鍵を作成し、Repro管理画面に登録してください。
下記3ステップで移行作業は完了しますので、開発ドキュメントに従って作業をお願いします。
- Reproを利用中のアプリに組み込まれたFirebaseプロジェクト画面にアクセスし、Firebase Cloud Messaging API(V1)を有効にする
- Firebaseの秘密鍵を生成する
- Firebaseの秘密鍵をReproに登録する
よくある質問
Q.FCM HTTP v1対応が行われているか確認できますか?
管理画面にアクセスした後、左メニューより[設定] > [プッシュ通知設定] をクリックし表示される画面で確認できます。
FCM HTTP v1対応が行われている場合
FCM HTTP v1対応が行われていない場合
FCM HTTP v1 API対応を参照し、2024年5月31日までに移行作業を完了してください。
Q.FCM Server Keyのみを登録していて、レガシー HTTP プロトコルを利用しています。現在のプッシュ通知配信は止まりますか?
いいえ、止まりません。
今回の変更は、新規でFCM Server Keyが登録できなくなるというものです。
新規登録の停止後、レガシー HTTP プロトコル用のFCM ServerKeyは閲覧のみ可能となります。
しかしながら、2024年6月が廃止目処であることも踏まえ、急ぎFCM HTTP v1移行をお願いします。
本アップデートに関するお問い合わせ
カスタマーサクセス担当、もしくは管理画面のチャットよりお問い合わせください。
今後も安定したサービスを提供するため、機能の改善を行っていきますので引き続きReproをよろしくお願いします。