2024年1月19日以降にリリースされた Repro iOS SDK / Repro Android SDK へアップデートすると、Repro Appのデフォルトの挙動に変更があります。
具体的には、アップデート時にSDK実装を追加しない限り、Reproへ広告IDの収集が行われなくなります。
※広告IDとは、iOS端末におけるIDFA(AppleDeveloper:advertisingIdentifier)、Android端末におけるAAID(AndroidDeveloper:advertising ID)のことを指します。
これまで
広告IDを収集できる仕組みを持っているアプリで、ユーザーが広告IDの使用を許可していると自動的にReproが広告IDを収集していました。
これから
Repro iOS SDK 5.14.0 / Repro Android SDK 5.13.0 以上へアップデートするとき、明示的に広告IDをReproに送信する設定を行わない限り、広告IDを取得しません。
対応の背景
広告IDを収集するためには、アプリを利用するユーザーの同意と利用規約への記載が必要です。
意図せぬアプリリジェクトを防ぐためにも、必要なお客様のみが広告IDをReproへ送信できる仕様へと変更しました。
機能への動作影響
広告IDの収集が Repro iOS SDK / Repro Android SDK の動作に影響を及ぼすことはありません。
広告IDが取得できずとも正しくユーザーを判定でき、これまでどおり利用できます。
Repro Appを利用したマーケティング機能を検証する場合などに利用するID指定オーディエンス機能で、広告IDを利用した端末検索ができなくなります。
広告IDを取得していない端末でもユーザーIDを設定している端末は検索できます。ユーザーIDを用いて検索してください。
お客様にご対応いただくこと
今後もReproに広告IDを送信し続けたい場合のみ、以下の実装変更が必要です。
iOS
Info.plist に RPRIDFACollectionEnabled
を true
と記載してください。
Android
AndroidManifest に io.repro.android.AAIDCollectionEnabled
を true
と記載してください。
詳しくは開発ドキュメントを参照の上でご対応をお願いします。
本アップデートに関するお問い合わせ
カスタマーサクセス担当、もしくは管理画面のチャットよりお問い合わせください。
今後も安心してご利用いただけるサービスを提供するためのアップデートを行っていきますので、引き続きReproをよろしくお願いします。