機能概要
ファネル分析とは、どこで多くのユーザーが離脱しているのかを一目で確認することができる機能です。
アプリ・Webサイトの開発時に想定していたユーザーの操作と、実際の操作を照らし合わせて問題のあるステップを洗い出すことができます。
利用方法
ファネル分析は、アプリ・WebサイトにReproを導入したすべてのお客様が利用できます。
管理画面の左メニューより[マーケティング] > [ファネル分析]にアクセスします。
具体的な使い方
任意のイベントをアプリ・Webサイト上のステップに合わせて設定します。
例えば以下のファネル分析であれば、[01_アカウント登録] > [クーポン追加] > [クーポン利用] というイベントを実行したユーザー数を知ることができます。
また、どれくらいの数のユーザーが途中のステップで離脱したのかを知ることも重要です。
また、どれくらいの数のユーザーが途中のステップで離脱したのかを知ることも重要です。
なお、各ステップに登録されたイベント間を遷移したユーザー数は、指定した期間(日・週・月)内にトラックされたイベントの発生順序がステップの順序と合致している場合に計上されます。
そのため、各ステップに登録されたイベント間遷移は、当該イベントを連続して実行されたことを保証するものではありません。
途中で離脱したユーザーがなぜ離脱してしまうのか仮説を考え、その仮説を確かめるためにプッシュ通知・メッセージなどの施策を実施し効果検証をしましょう。
ヒント💡
- SDKが自動でトラッキングする「アプリ起動」、「初回起動」以外のイベントを用いてKPI分析を行う場合、イベントトラッキングが必要です。
詳細は開発ガイド > イベントトラッキングを参照の上、分析に必要なイベントが実装されているかご確認ください。 - 新規にファネル分析を設定した場合、設定した当日以降のデータが集計対象になります。そのため、設定日より過去のデータを取得することはできません。
詳しくは「新規で作成したファネル分析において、過去分のデータは集計されますか?」を参照してください。
活用イメージ
コンバージョンとなる重要なイベントまでのステップにおいて、多くのユーザーが離脱しているポイントを把握することでプッシュ通知・メッセージなどの施策考案に役立てることができます。
■例:内見予約がコンバージョンとなる不動産のアプリ
- 課題を発見する:
[物件の詳細情報] > [内見申し込みフォームを開く] > [個人情報入力] > [個人情報送信] > [内見予約] というステップでファネル分析を設定したところ、多くのユーザーが [個人情報入力] ページで離脱していることが分かった。 - 対策を検討する:
ユーザーは個人情報の入力に時間を取られてしまうことを懸念し、あとで入力しようと思ってそのまま忘れてしまうのではないかという仮説を立て、「入力完了までかかる時間はたったの3分!」というようなメッセージ施策を実施してユーザーのコンバージョン率が改善するか検証をする。
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