この記事では、ファネル分析で設定できる条件について説明します。
ファネルを作成するだけでなく、特定のOSや、任意のユーザープロフィールに該当するユーザーを絞り込むことでインサイトを得られます。
条件の設定方法
ファネル分析を確認したいユーザーの条件や期間を変更できます。
ファネルの切り替え
作成した他のファネル分析へ表示を切り替えます。
プルダウンから確認したいファネル分析の名称をクリックしてください。
イベントの編集
ファネル分析のステップとして設定したイベントを変更・削除します。
詳細は「ファネル分析を作成・削除する」で説明しています。
プラットフォーム
iOS、Android、Webのプラットフォームを条件に追加します。
横断的なユーザー行動の分析だけでなく、プラットフォームごとの行動を分析できます。
ReproAppを利用したトラッキングがiOS・Androidに分類され、ReproWebを利用したトラッキングがWebに分類されます。
アプリ内WebViewで記録されるステップはどちらを利用しトラッキングするかによって異なります。
フィルター
ユーザープロフィールを1つ条件に追加します。
ユーザープロフィール名を選択し、表示されるフォームに値を入力することでユーザーの絞り込みができます。
選択したユーザープロフィールで共通して多く記録されるデータがある場合、よく登録されている値としてサジェストされます。
期間
分析対象単位を[日]、[週]、[月]に切り替えて集計します。
項目名 | 説明 |
---|---|
日 | 表示対象日にトラッキングされた数 |
週 | 表示対象週(月〜日)にトラッキングされた数 |
月 | 表示対象月にトラッキングされた数 |
また、過去と比べてファネルが改善しているか確認することも重要です。
[開始日と終了日を指定]をクリックすると自由に分析期間の選択ができますが、それぞれよく使用される条件は指定を行わずに比較できます。
単位 | 選択できる期間 |
---|---|
日 |
|
週 |
|
月 |
|
ユーザー種別
全ユーザー、新規ユーザー別に数値を確認します。
各ユーザーの定義は、「新規ユーザー・全ユーザー・全アクセスの定義」を確認してください。
表示の切り替え
実数とパーセントそれぞれで数値を確認します。
達成・離脱したユーザー
区間ごとにおいて、遷移をしたユーザーを[達成したユーザー]、しなかったユーザーを[離脱したユーザー]としてそれぞれの実数を表示します。
[コンバージョン率]には、ファネルに設定した順番に沿って、すべてのイベントを実行したユーザーが占める率を表示します。
ファネル分析を用いた具体的な分析方法については、「ファネル分析で離脱ポイントを特定する」を確認してください。