この記事では「Webメッセージの作成をはじめる」に従い、キャンペーンを作成し 配信対象者を各パターンに振り分ける 項目を設定するための記事です。
「Webメッセージの配信対象設定を選択する」で説明する配信対象者において、メッセージを表示する割合の指定方法を説明します。
さらにメッセージを複数パターン用意しA/Bテストを実施する場合、「WebメッセージのA/Bテストを実施し効果測定をする」をあわせて確認してください。
コントロールグループ
コントロールグループ(統制群)とは、Webメッセージを表示しない対象ユーザー群です。
Webメッセージでは、配信を行わない母数を用意することで、キャンペーンの配信によりコンバージョン率が向上したのかを検証することが大切です。
キャンペーン自体の効果を計測するために、コントロールグループとしてWebメッセージを表示しないユーザー群をつくることで、Webメッセージを表示するユーザーと効果を比較できます。
配信対象者を各パターンに振り分ける
デフォルトではコントロールグループは0%、パターン1は100%が設定されています。
コントロールグループを利用する場合は、コントロールグループとパターン1で合計100%となるように割合を設定してください。
項目名 | 説明 |
---|---|
コントロールグループ | 0%〜99%の範囲で指定できます。 |
パターン1 | 1%〜100%の範囲で指定できます。 |
均等に振り分ける | クリックすると、コントロールグループとパターン1を50%ずつ均等に振り分けます。 |
均等に振り分ける(コントロールグループなし) | クリックすると、コントロールグループを 0%、パターン1を100%に振り分けます。 |
注釈💬
- 整数のみ設定できます
- 振り分け設定は新規作成時のみ行うことができます
- インプレッションの規模により、設定した割合と実際のインプレッションが乖離することがあります
配信対象が全ユーザーの設定例
- 配信対象:全ユーザー
- パターンの振り分け:コントロールグループを20%、パターン1を80%
この場合、全ユーザーの中からランダムで抽出された約20%のユーザーにはメッセージは表示されません。残りの約80%のユーザーにメッセージが表示されます。
ヒント💡
有意差については、「開発ドキュメント > 有意差とはなんですか?」を確認してください。配信結果の有意差判定に対する考え方は「WebメッセージのA/Bテストを実施し効果測定をする」で説明します。
Webメッセージのパターンの振り分けが完了しました。
次の設定項目にあたる「Webメッセージの配信設定を登録する」を参照してください。