この記事では「Webメッセージの作成をはじめる」に従い、キャンペーンを作成しWebメッセージの表示タイミングを設定するための記事です。
Webメッセージのメッセージ部分を設定するには、テンプレートごとに記事があるので、作成したいメッセージにあわせて記事を参照してください。
- Webメッセージのメッセージを設定する:ダイアログ
- Webメッセージのメッセージを設定する:固定バー
- Webメッセージのメッセージを設定する:吹き出し
- Webメッセージのメッセージを設定する:埋め込み
- Webメッセージのメッセージを設定する:その他
メッセージ > メッセージの表示タイミング
Webメッセージは、配信トリガーの発生が検知された後にユーザーが特定のアクションを行った場合のみメッセージを表示するという設定ができます。
項目名 | 説明 |
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配信トリガーの発生後、すぐに表示 | デフォルトで設定される項目です。 配信トリガーで設定したトリガー条件を満たすと、すぐにメッセージを表示します。 配信トリガーの詳細は「Webメッセージの配信トリガーを設定する」で説明します。 |
配信トリガーの発生後、以下のいずれかの上限を満たした時表示 | 配信トリガーで設定したトリガー条件を満たした後、ユーザーが特定のアクションを行った場合のみメッセージを表示します。 設定する場合、下記2つから少なくとも1つ選択します。 - ページのn%までスクロールした時 - n秒後 2つとも選択した場合、どちらか1つの条件を満たすと、すぐにメッセージを表示します。 |
配信トリガーの発生後、以下のいずれかの上限を満たした時表示
項目名 | 説明 |
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ページのn%までスクロールした時 | 配信トリガーの発生後、さらに指定した割合までページスクロールを行った時点でメッセージを表示します。 スクロール率は1%から100%まで指定できます。 |
n秒後 | 配信トリガーの発生後、さらに指定した秒数が経過した後にメッセージを表示します。 秒数は1秒から10800秒(3時間)まで指定できます。 |
[配信トリガーの発生後、以下のいずれかの条件を満たした時表示]を利用するためには、事前にRepro管理画面でカスタムJavaScriptを有効にしておく必要があります。
カスタムJavaScriptの有効化に関しては「Webメッセージをカスタムする > JavaScriptの利用」を確認してください。
メッセージの表示タイミングに関する留意事項
メッセージの表示タイミングを、意図せずパターンのみに条件付きで設定すると、コントロールグループと同条件での比較ができなくなってしまいます。
コントロールグループにもパターン1と同条件で設定することを推奨します。
コントロールグループへの反映
[配信トリガーの発生後、以下のいずれかの条件を満たした時表示]を選択した場合、コントロールグループとパターンでメッセージ表示条件に差分が生まれる可能性があります。
そのため効果測定をより正確に行えるよう、パターン1で設定したスクロール率や経過時間がコントロールグループに自動反映され、同条件で比較が行われます。
パターンを2つ以上設定する場合、パターン1と揃えたメッセージの表示タイミングを選択し、効果測定に設定差分による影響が出ないよう調整することをおすすめします。
カスタムを利用したJavaScriptの反映
テンプレートを選択しメッセージを作成する場合、[スタンダード]から[カスタム]に変更した時点のスクロール率と経過時間を含むJavaScriptが、コントロールグループに自動反映されます。
しかし、カスタムへ変更した後に追加でJavaScriptを記載することにより発生したメッセージ表示条件の差分は、自動的に反映されません。
必要に応じてコントロールグループ内のJavaScriptを記載し、同条件での比較となるよう調整してください。
Webメッセージの表示タイミングを含むメッセージ部分の設定ができたら、次の設定項目にあたる「Webメッセージの配信対象者を各パターンに振り分ける」を参照してください。