マーケティング機能の「メール」で扱うイベントを実行したユーザーを抽出することで、次のような分析を行うことができます。
- メール配信後のコンバージョン状況を分析するため、開封したユーザーを特定する
- メール内のどのリンクが一番クリックされたのかを確認する
これらの分析は、有償オプションである イベントデータエクスポート を利用して実現します。
まだ利用していないが詳しく機能を知りたいお客様は、担当のカスタマーサクセス、またはチャットサポートまでお問い合わせください。
本記事で、イベントデータエクスポートと自社データ基盤間の連携システムの構築ステップは説明しません。環境の構築ステップでお困りの場合は、担当までご相談ください。
「メール」で扱うイベント
「メール」では、以下のようなユーザーの行動データを示すイベントが存在します。
配信結果の表示や配信停止フラグの管理を目的として自動的にトラッキングされています。
| イベント名(管理画面上) | 定義 |
|---|---|
| メール 配信 | メール配信サーバーから受取人のメールサーバーに正常にメールを配信したことを示す |
| メール 開封 | メールが開封されたことを示す |
| メール内リンク クリック | メール内のリンクがクリックされたことを示す |
| メール 配信失敗 | メールの配信を試みたが、ハードバウンス等のエラーが発生したことを示す |
| メール 購読解除 | Reproが用意した購読解除URLや、Gmail等のメーラーが用意したワンクリック購読解除をクリックし、メールの購読解除を行ったことを示す |
イベントデータエクスポートで出力したデータから、これらのイベント実行履歴で絞り込むと、各イベントの実行ユーザーを抽出できます。
イベントデータエクスポート上の取り扱い
管理画面と実際に出力されるデータは、イベント名の表記が異なります。
絞り込む際は、以下を参考にイベントを指定してください。なお、複数イベントプロパティを付帯されていますが、必要な情報のみ紹介します。
イベント名のみを指定する場合、全てのキャンペーン配信履歴が対象になります。
「メール 配信」の出力
| イベント名 | 値の定義 |
|---|---|
___repro___deliver_email |
メール配信サーバーから受取人のメールサーバーに正常にメールを配信したことを示す |
| イベントプロパティ名 | 値の定義 |
|---|---|
campaign_id |
管理画面で設定したキャンペーンを識別するID |
「メール 開封」の出力
| イベント名 | 値の定義 |
|---|---|
___repro___open_email |
メールが開封されたことを示す |
| イベントプロパティ名 | 値の定義 |
|---|---|
campaign_id |
管理画面で設定したキャンペーンを識別するID |
「メール内リンク クリック」の出力
| イベント名 | 値の定義 |
|---|---|
___repro___click_email |
メール内のリンクがクリックされたことを示す |
| イベントプロパティ名 | 値の定義 |
|---|---|
campaign_id |
管理画面で設定したキャンペーンを識別するID |
click_link |
クリックされたURLを示す |
「メール 配信失敗」の出力
| イベント名 | 値の定義 |
|---|---|
___repro___error_email |
メールの配信を試みたが、ハードバウンス等のエラーが発生したことを示す |
| イベントプロパティ名 | 値の定義 |
|---|---|
campaign_id |
管理画面で設定したキャンペーンを識別するID |
「メール 購読解除」の出力
| イベント名 | 値の定義 |
|---|---|
___repro___unsubscribe_email |
Reproが用意した購読解除URLや、Gmail等のメーラーが用意したワンクリック購読解除をクリックし、メールの購読解除を行ったことを示す |
| イベントプロパティ名 | 値の定義 |
|---|---|
campaign_id |
管理画面で設定したキャンペーンを識別するID |
イベントの履歴をキャンペーン単位でも絞り込みたい場合は、キャンペーンIDの指定が必要になるため、方法を説明します。
キャンペーンIDの特定方法
上記で説明した各イベントを任意のメールキャンペーンで絞り込むには、当該キャンペーンの「キャンペーンID」が必要です。「キャンペーンID」は、管理画面から確認できます。
「メール」の一覧から特定したいキャンペーンの詳細画面を開き、最下部に表示される「キャンペーンID」の値を控えておきます。
確認したキャンペーンIDを各イベントのイベントプロパティで出力される campaign_id と突合することで任意のキャンペーンで絞り込むことができます。
留意点
管理画面との比較
配信数と配信完了数の違い
配信結果画面に表示される「配信数」と「配信完了数」は定義が異なります。
-
配信数: Reproからメール配信サービスへの配信リクエストが受理された数
- イベント名:
___repro___send_email
- イベント名:
-
配信完了数: 配信数のうち、エラーが発生せずに配信された数
- イベント名:
___repro___deliver_email
- イベント名:
管理画面の数値と合わせた分析を行いたい場合は、それぞれの情報で絞って集計してください。
「メール 開封」「メール内リンク クリック」の判定
「メール 開封」および「メール内リンク クリック」は、ユーザーが実際にメールを開封・クリックしていない場合でも計測されるケースがあります。
これは、ユーザーが利用しているメーラーや企業のセキュリティシステムの仕組みにより、自動的に画像の取得やリンクへのアクセスが行われる場合があるためです。
代表的な例として、以下のケースがあります。
メーラー側のシステムによる自動読み込み
メーラーによっては、画像を事前に取得(先読み)する仕組みがあります。この際、ユーザーが実際にメールを開封していなくても、画像の取得を契機として「メール 開封」が計測されることがあります。
セキュリティシステムによるチェック
メーラーや企業のセキュリティシステムが、メール内のリンクの安全性を確認するために自動でアクセスすることがあります。この場合、ユーザー本人がクリックしていなくても、「メール 開封」や「メール内リンク クリック」が計測されることがあります。
マーケティング機能関連のイベントは、キャンペーンの配信対象設定で指定する条件にも利用できます。
[参考]:配信対象設定で利用できるマーケティング機能関連のイベントは何がありますか?
メール以外の対象機能と各イベント名を確認したい場合は、お問い合わせください。