ユーザープロフィールを登録するには、複数の選択肢があります。
この記事は、それぞれの特徴や適した利用シーンを整理し、自社の基盤や運用体制に最も適した手法を選ぶための判断材料をまとめます。
ユーザープロフィールを登録する方法
ユーザープロフィールの登録は、大きく次の3系統に分類できます。
| 系統 | 主な利用者 | タイミング | 特徴 |
|---|---|---|---|
| SDK | 開発者 | サービス内の操作起点 |
サービスからリアルタイムで登録する ユーザー行動を起点とした連携も容易 |
| API | 開発者 | サービス外のシステム起点 |
外部システムからリアルタイムで連携する ユーザー単位で複数種の値が連携可能 |
|
バルク インポート |
マーケター / 開発者 | 手動もしくは自動で連携したCSV起点 |
一括登録や定期更新で連携する 大量データをまとめて洗替 |
それぞれの特徴と利用すべきケース
SDK
アプリやWebサイトのユーザー操作を起点に、リアルタイムで連携します。
たとえば会員登録や会員情報変更時など、操作完了を起点に実装しておくと、常に最新の状態が自動的に反映されます。
活用例:
会員登録状況やユーザー登録を起点に収集できるゼロパーティデータをリアルタイム収集したい場合
ユーザープロフィールAPI
サービス操作中は発生しない、外部で起こるタイミングを起点に、1ユーザー分の情報をまとめて連携します。
外部システムから直接送信できるため、SDKを導入していない環境でも利用可能です。
活用例:
自社アンケートの回答有無や、Repro導入がない関連サービスの操作に伴い情報を更新したい場合
ユーザープロフィールバルクインポート
複数ユーザーの情報をCSV形式でまとめて登録できます。
自社データベースやCDP・DWH上に保持しているデータをCSV化してインポートします。
次の3つの手法があり、運用体制によってどの手法が適切か見ていきましょう。
管理画面アップロード
管理画面上からCSVファイルを直接アップロードします。
他機能とは違い、開発工数をかけずにマーケターが自らユーザー情報を登録・更新できる点が特徴です。
活用例:
新規キャンペーンで対象者リストを一時的に登録し、配信条件を検証する場合
S3アップロード
CDPや自社データ基盤などから、ReproのAWS S3環境へファイルを直接アップロードします。
利用例:
自社でCDPを構築しており、そこから日次で「最新の会員データ」を連携する場合
ユーザープロフィールバルクインポートAPI
ReproへAPIを通してCSVファイルをアップロードします。
利用例:
夜間バッチで社内の基幹システムやCRMからデータを抽出、アップロードするシステムを自動実行する場合
各登録方法の比較と選び方
ここまでの内容を踏まえ、各登録方法の特徴を以下の表に整理しました。
自社の体制や目的に合わせて、最適な方法を検討する際の参考にしてください。
比較項目 登録方法 | 開発工数 | 主な利用者 | 複数ユーザー登録 | ファイル上限 | リアルタイム性 |
| SDK | 中〜大 | 開発者 | 不可 | ー | ◎ |
| ユーザープロフィールAPI | 小〜中 | 開発者 | 不可 | ー | ◎ |
| 管理画面アップロード | ー | マーケター | 可能 | 150MB | △ |
| S3アップロード | 小〜中 | 開発者 | 可能 | 1GB | △ |
| ユーザープロフィール バルクインポートAPI | 中〜大 | 開発者 | 可能 | CSV:1GB / GZIP:100MB | △ |
この記事で、自社に合ったユーザープロフィールの登録方法を整理できたら、実際にデータ収集へ進めていきましょう。