機能概要
ユーザープロフィールとは、性別・年齢・地域・言語・会員種別などユーザーの属性情報を示すデータ形式です。
たとえば、ユーザープロフィール名「性別」に対し、値として「男性」を登録するように、ユーザープロフィールは名称と値で構成されます。
ユーザープロフィールを使って、アナリティクス機能や、プッシュ通知・アプリ内メッセージのようなマーケティング機能を利用するために必要なユーザーの属性情報を登録します。
利用方法
ユーザープロフィール情報がReproに送信されると、様々な機能で活用できます。
例:特定のユーザープロフィールをもつユーザーのみ指定
この例では、プッシュ通知を配信する対象として、ユーザープロフィール名「最後に使った日」が「2023-01-01」以前の値で登録されているユーザーをセグメントしています。
ユーザープロフィールはSDK実装を行うと、任意のタイミングで取得できるようになります。
SDKの導入後、施策に必要なユーザープロフィールが登録されるよう実装してください。
- ReproApp:開発ガイド > ユーザープロフィール
- ReproWeb:開発ガイド > ユーザープロフィール
どのような値を取得すべきか迷う場合は、担当のカスタマーサクセスまでお声がけください。
また、アプリやWebサイト上で取得できない自社のデータベースに保有している情報を、ユーザープロフィールAPI・ユーザープロフィールバルクインポートAPIを利用することで、ユーザープロフィールの値として登録できます。
- 開発ガイド > ユーザープロフィールAPI
- 開発ガイド > ユーザープロフィールバルクインポートAPI
具体的な使い方
ユーザープロフィールは大きく3つの用途で利用します。
- 特定のユーザープロフィールの値をもつユーザーのみを配信対象に指定
- ユーザープロフィールの値が登録されるタイミングでメッセージを表示
- 分析データをユーザープロフィールで絞り込み
活用イメージ
特定のユーザープロフィールの値をもつユーザーのみを配信対象に指定
特定のユーザープロフィールの値をもつユーザーのみセグメントすることで、ユーザーの属性情報に即した効果的なマーケティング施策を配信できます。
具体的なユースケース
アプリを最後に使った日が30日前のユーザーに復帰を促すプッシュ通知を配信する
ユーザープロフィールの値が登録されるタイミングでメッセージを表示
ユーザープロフィールの値が登録されるタイミングをアプリ内メッセージ・Webメッセージの配信トリガーに指定できます。
これにより、ユーザーの属性情報の変化に即した効果的なマーケティング施策が可能です。
なお、トリガーとして動作するのはアプリやWebサイトに組み込まれたSDK経由でユーザープロフィールの値が登録されるタイミングのみです。
具体的なユースケース
会員ランクがゴールドになったときに、お祝いのアプリ内メッセージを表示する
分析データをユーザープロフィールで絞り込み
分析データをユーザープロフィールで絞り込むことで特定の属性情報をもつユーザーの分析結果のみを確認できます。
また、分析データとは各種アナリティクス機能のことをさします。
具体的なユースケース
アクセス分析にて年代が10代・20代・30代とそれぞれ絞り込み、年代別の分析結果を確認する
実際に使い始める
まずはユーザープロフィールを実装して、ユーザープロフィールが登録されることを確認しましょう。
各機能でのユーザープロフィールの利用方法は、それぞれの記事で紹介します。
アナリティクス機能
マーケティング機能