一度設定したユーザープロフィールの型を変更したり、ユーザープロフィールを削除することはできません。
データ型を誤って登録した場合は、新たなユーザープロフィール名で別のユーザープロフィールとして登録しなおしてください。
登録済みのものと同じユーザープロフィール名で別の型のデータを送信しても、既に登録されたユーザープロフィールと同じ型のデータとして反映されます。
利用しなくなったユーザープロフィールは、ユーザープロフィール設定でOFFに変更することで、利用可能な枠数をあけることができます。
ユーザープロフィールの型の決定
ユーザープロフィールの型の決定は設定方法によって異なります。
設定方法は3つに分けられます。
- SDKの実装
- ユーザープロフィールAPI
- ユーザープロフィールバルクインポート
SDKの実装 / ユーザープロフィールAPI
SDKの実装やユーザープロフィールAPIは、初めて利用するユーザープロフィール名の場合、Reproに登録するとき、値と一緒に型を指定します。
- ReproApp:開発ガイド > ユーザープロフィール
- ReproWeb:開発ガイド > ユーザープロフィール
- ユーザープロフィールAPI
明瞭に型を指定するため、意図しない型で登録されることは少ない設定方法です。
※事前に型が登録されているユーザープロフィール名に対し、異なる型を指定しても適用されません。すでに登録されている型の確認は「設定したユーザープロフィールを確認する」を参照してください。
ユーザープロフィールバルクインポート
ユーザープロフィールバルクインポートの場合は、管理画面へ初めてアップロードしたユーザープロフィール名のCSVのヘッダに対し型の自動判定(型推論)が働きます。CSVファイルのヘッダに記述された値によって以下のように決定します。
- iso8601 format に沿っていれば datetime とします
- 小数点を含む数字のみなら decimal 型とします
- 数字のみなら int 型とします
- それ以外はすべて string 型とします
例えば、日付型での登録を想定したユーザープロフィールをCSVファイルでアップロードします。
このとき初めてアップロードしたCSVで日付型の項目に対して値の指定がなくブランクだった、もしくは日付指定の形式iso 8601 formatを満たしていなかった場合、文字列型として登録されます。
このように、意図しない値がCSVファイルに記載されると想定と異なる型でユーザープロフィールが登録されてしまいます。
意図しない型での登録を防止する方法
事前に新規登録したいユーザープロフィールをテスト用アカウント等のユーザーIDで登録しておくことで、実際にユーザー情報をもとにユーザープロフィールをインポートする前に、あらかじめ想定した型でユーザープロフィールを登録できます。
ユーザープロフィールバルクインポートは管理画面からもアップロードができます。
想定した型の値を指定したCSVファイルを用意できれば、エンジニアリングの知識がない方でもユーザープロフィールの事前登録の対応が可能です。
ユーザープロフィールバルクインポートの利用方法は開発ガイドの「ユーザープロフィールバルクインポート」を確認してください。