はい、あります。
HTML(WebView)テンプレートのカスタムを利用し、HTMLのコードを修正することで実現できます。
このFAQで紹介する方法は、HTMLのコード修正が必要です。
そのため、利用に際してはHTMLとCSSの知識をお持ちの方が行ってください。
アプリ内メッセージの仕様
アプリ内メッセージは表示された後、以下のユーザー行動により、自動的にメッセージを閉じます。
- エンドユーザーによる閉じる(バツ)ボタンのタップ
- 押下数を計測するアクションボタンのタップ
ボタンを含むテンプレートの作成画面で、押下数を計測するアクションボタンにURLを設定したケースを例示します。
アクションボタンにURLを設定する例
この場合、エンドユーザーが「アクションボタン」をタップし外部ブラウザへ遷移するタイミングでメッセージが閉じます。
そのため、遷移したブラウザからアプリに戻った際に、メッセージは表示されていません。
ブラウザ遷移後もメッセージを表示させ続ける方法
メッセージの遷移先を、押下数を計測するアクションボタンとしてではなく、aタグを利用する形式で設定します。
アクションボタンとして設定せず、単純なaタグを利用したリンクをユーザーが踏んだ場合、メッセージが閉じず、外部ブラウザで遷移先を表示するため、この仕様を利用します。
aタグを利用して遷移先URLを設定する
アプリ内メッセージの [新規作成] > [アプリ内メッセージ] をクリックし、HTML(WebView)の配下にあるテンプレートを選択します。
タイプで「カスタム」を選択するとHTMLのエディターが開きます。
aタグを利用しhref属性にURLを設定した場合、リンクをタップした後に遷移したブラウザからアプリに戻ってもメッセージが消えず、そのまま表示させ続けることができます。
aタグにURLを設定する例
この場合、エンドユーザーが「ここのリンクをタップ」から外部ブラウザへ遷移してもメッセージが閉じません。
そのため、遷移したブラウザからアプリに戻った際に、メッセージは表示されています。
ボタンを含むHTML(WebView)テンプレートでも、アクションボタンとは別で設定できますので、利用規約やキャンペーン詳細など、外部ブラウザ遷移で閲覧させたいページリンクに活用してください。