Web設定では、管理画面上でイベントを作成することができます。
イベントがトラッキングされる条件(以下イベントトリガー)には、WebページのURLやタイトルを指定できます。
Web設定の利用方法
Web設定画面は、作成済みのイベントトリガーを一覧で表示します。
イベントトリガーの作成方法はここで案内する方法と、「Webメッセージの配信トリガーを設定する」で作成する方法の2種類があります。
項目名 | 説明 |
---|---|
イベント | イベントトリガーとして設定されているイベントの名称です。 |
メモ | イベントの設定目的などを説明するために入力された項目です。 |
条件 | イベントをトラッキングするための条件です。 |
この画面からイベントトリガーの作成、編集、削除および複製を行うことができます。
画面右上に利用中のイベントトリガーの数が[利用数/利用可能上限数]
で表示されます。
この例では利用可能上限数20件に対し、3件利用中であることが表示されています。
利用可能上限数を超えてイベントトリガーを利用したい場合は弊社のカスタマーサクセス担当、もしくはRepro管理画面の右下にあるアイコンよりチャットサポートへお問い合わせください。
それではイベントトリガーの作成および編集方法について説明します。
イベントトリガーの作成および編集方法
新規あるいは既存イベントに対して、WebページのURLやタイトルを利用し、イベントをトラッキングするためのトリガー条件を設定します。
イベント
項目名 | 説明 |
---|---|
既存イベントを利用 | 既存のイベントにトリガー条件を追加します。 すでにトラッキングされたことのあるイベント名に対して、トリガー条件を設定する方法です。 セレクトボックスから、条件を追加したいイベントを選択してください。 |
新しいイベントを作成 | 新規のイベントを作成します。 入力した新しいイベント名にて、トリガー条件を設定しイベントをトラッキングする方法です。 新しいイベント名を入力してください。(最大文字数:191文字) 利用されているイベント名を設定することはできません。 |
- イベント名として既存イベントを利用する場合は管理画面の左メニューの[イベント] > [イベント設定] 画面で利用中のイベントであり、かつイベントトリガーが設定されていない必要があります
- 編集の場合はイベント名を変更できません
イベントトリガー
項目名 | 説明 |
---|---|
条件 | イベントのトリガー条件を設定します。 1つのイベントトリガーに設定された全ての条件を満たすイベントがトラッキングされます。 |
条件の追加 | 「条件の追加」を行うことで1つのイベントトリガーに複数の条件を設定できます。 追加できる条件はAND条件のみで最大20個です。 |
メモ | 条件の説明やイベントの設定目的を記載するためのメモ欄です。 イベント名や条件のみでは判断しづらいイベントの利用目的を他メンバーにわかりやすく共有するために活用できます。 |
OR | イベントのトリガー条件としてOR条件を追加します。 1つのイベントに複数のイベントトリガーを設定できます。 |
条件
フィルターを利用し、トラッキングされるイベントの条件を設定できます。
以下のフィルターが条件に利用可能です。
フィルター名 | 説明 | 値の例 |
---|---|---|
ページURL | URL全体を指します。 | https://repro.io/ |
ドメイン | 対象のURLがhttps://repro.io/products/ の場合repro.io を指します。 |
repro.io |
ページパス | 対象のURLがhttps://repro.io/products/ の場合/products/ を指します。 |
/products/ |
クエリパラメータ | 対象のURLがhttps://repro.io/products/?product_id=1 の場合product_id=1 を指します。 |
product_id=1 |
リファラ | ウェブページにアクセスしたときに、どのページから来たのかを示す情報です。具体的には遷移元のURLが入ります。 | https://www.google.com/ |
ページタイトル | ページタイトルは、タイトルタグとも呼ばれ、Webページの短い説明であり、ブラウザウィンドウの上部と検索エンジンの検索結果に表示されます。 タイトルタグはページのHTMLの <title> 要素内にあります。 |
Web設定を利用する – Repro Help&Support |
値の条件には正規表現を用いることができます。
正規表現についてはMDNのドキュメントをご参照ください。
- トリガーで
ページURL
を指定し、条件に等しい / 等しくない
を指定した場合、値にはlocation.href
で指定されているURLと完全一致する値を入力しないとトラッキングされません -
正規表現に一致する
など、正規表現にもとづく条件を指定した場合、指定された値はnewRegExp()
の引数となり条件比較が行われます - JavaScriptのオブジェクトに対してどのような比較が行われるかは「開発ドキュメント > イベントトリガー、Webメッセージの表示条件における値の扱いについて」をご参照ください
OR
複数のページで同一のイベントを設定したい場合は、OR条件を設定してください。
OR条件を追加すると、その数がイベントトリガーの利用数に加算されます。
OR条件を設定するためには、イベントトリガーの[OR]をクリックします。
OR条件が追加されるので、設定してください。
不要な条件がある場合、右上の[イベントトリガーの削除]をクリックすることで削除できます。
Web設定の検索フォーム
検索フォームを利用することで作成したイベントトリガーを絞り込んで表示できます。
検索の対象となるのはイベントの名称およびメモ欄の内容です。
検索フォームに入力した値がイベントの名称あるいはメモ欄の文字列に部分一致した場合に一致したイベントトリガーが検索結果として表示されます。
この例では「完了」という文字列で[検索]をクリックし、イベントの名称あるいはメモ欄の内容に「完了」という文字列を含む2つのイベントトリガーが検索結果として表示されています。
Web設定を活用しイベントを柔軟に作成することで、サイト改善におけるスムーズなPDCAを回していきましょう。