機能概要
オプトアウトは、端末ごとにRepro SDKによるデータ収集とアプリ内メッセージの表示を無効にできる機能です。
エンドユーザーがサービス上で設定したデータトラッキングの許諾ステータスにあわせて、Repro SDKによるトラッキングの有効 / 無効を切り替えることができます。
利用方法
Repro SDKの動作をカスタマイズする
SDKの実装でオプトイン / オプトアウトを指定することで、SDKの動作を有効 / 無効にするタイミングをカスタマイズできます。
アプリまたはWebサイトの初期状態をオプトアウトに設定し、ユーザーの行動を起点に途中でオプトインさせるなど、実装次第で柔軟なカスタマイズが可能です。
サービス上にRepro SDKなど外部ツールを用いたデータトラッキング可否の項目を持たせていない場合は、そちらを取得できるようにサービス側の改修も検討してください。
留意点
オプトアウト状態の端末、ブラウザはデータをReproに送信しないため、管理画面にトラッキング情報が反映されません。また、各種アナリティクスの分析結果にも含まれません。
具体的な使い方
この機能を利用するためには、事前にSDKを用いた実装が必要です。
利用中のツールにあわせた開発ドキュメント オプトアウト機能(Repro App) / オプトアウト機能(Repro Web)を参照し、必要な工程が完了しているか、確認してください。
オプトアウト機能が実装されていない場合、どのような定義でオプトアウトしたいかを検討の上で、開発担当者に追加のSDK実装を依頼してください。
活用イメージ
Reproによるデータ利用への同意をエンドユーザーから取得する方式によって、初期状態の設定をオプトインにするか、オプトアウトにするか使い分けることができます。
オプトイン方式をとる場合(事前に許諾確認を行う)
- 初期状態がオプトアウトになるよう設定する
- エンドユーザーが許諾したタイミングでオプトインが有効になるよう設定する
⇒ エンドユーザーが許諾ダイアログなどのトラッキングに関する許諾確認にて同意するアクションを実行するまで、SDKによるトラッキングは行われません。
オプトアウト方式をとる場合(事前の許諾確認は行わず任意で拒否させる)
- 初期状態がオプトインになるよう設定する
- エンドユーザーがトラッキングの設定をOFFにしたタイミングでオプトアウトになるよう設定する
⇒ エンドユーザーがアプリ、またはブラウザの設定から、Reproによるトラッキングを拒否の設定に切り替えるまではSDKによるトラッキングが行われます。