仕組み
UXオプティマイザーは、パラメータと呼ばれるキーと値の組み合わせをReproのサーバーが配信し、その配信された値をアプリ側で受け取って利用することでさまざまな用途に利用できます。
パラメータの取得タイミング
アプリ起動時に1回のみ行われるため、アプリ起動中のキャンペーンの変更内容は次のアプリ起動時から取得されます。
セグメントに使うデータ反映速度
基本的には2-3分で反映されますが、以下の条件では最大6時間かかります。
- csvインポートしたオーディエンスと掛け合わせたセグメント
オーディエンス×イベント、オーディエンス×イベントプロパティなど
値の優先順位
UXオプティマイザーを活用したキーの値は以下の優先順位により端末に適用されます。
- そのユーザーを対象としたキャンペーンとして設定された値
- あるユーザーが複数のキャンペーンの配信対象に属しており、そのどちらも重複するキーの値を上書きする場合は、更新時刻が新しいキャンペーンの方の値が利用されます
- あるキャンペーンがコントロールグループを含むA/Bテストを実施しており、ユーザーがこのコントロールグループに割り当てられた場合は「指定されたパラメータキーの値を上書きしない」という挙動になります
- 管理画面から指定されたデフォルトの値
- アプリ側で動的にセットされたデフォルト値
- アプリ側で静的にセットされたデフォルト値
留意点
- 通信を省略する用途でアプリが取得した値がキャッシュされることはなく、常に最新の値をサーバーから取得し適用します。
管理画面上で設定を変更すると、アプリが次に起動したタイミングでReproのサーバーから最新の値を取得し直すため、再びアプリを起動したときにその値が適用されます。 - 通信が不安定な状況などでReproのサーバーから値の取得に失敗した際は、直前に保持していた値を利用します。
設定方法
UXオプティマイザーを導入する際には、画面上で設定した値を利用するアプリ側の実装が必ず必要になります。
実装方法の詳細はこちらをご覧ください。